社会医療法人 同仁会 耳原総合病院
耳原総合病院が所属する社会医療法人同仁会は、2025年6月に地域コミュニティ棟「みみっぱ」をオープンしました。今回は、「みみっぱ」のご紹介と、最近の当院におけるHPH活動の展開についてお伝えします。
「みみっぱ」は病院から歩いて5分の場所にあります。同じ建物に在宅クリニックや訪問看護ステーションが入り、隣にはみみはらグループの有料老人ホームがあるなど、地域の医療と介護の拠点として整備を進めている「地域包括ケアステーション」の中心に位置しています。
職員、患者さん・利用者さんとその家族、友の会のみなさん、そして地域のみなさんが集うにはもってこいの立地であり、HPH活動を展開する拠点としても広く活用しています。
その中で、「みみっぱ」をまちづくりの拠点として育てていくための企画として「みみプラザ」を立ち上げました。記念すべき第1回は昨年11月14日、日本HPHネットワークCEOの近藤克則先生をお招きし、「生きるを支える地域をつくる~国内外の知見と堺市のこれから~」と題して講演を行っていただきました。近藤先生は以前から堺市の介護予防事業に関わっておられ、国が推進するPFS(成果連動型民間委託契約方式)事業として堺市が取り組んでいる「あ・し・た」プロジェクト(堺サンドイッチキャンパス)などの仕掛け人でもあります。
数年前のHPHカンファレンスでそのことを知り、「いつかお招きしたい」と願っておりましたので、今回はまさに念願叶っての開催となりました。当日は健康長寿なまちづくりに関する国内外の知見と堺市の取り組みについて分かりやすくお話しいただき、近藤先生のお話を受けて、参加者全員でまちづくりや「みみっぱ」の活かし方について楽しく語り合うことができました。
もう一つのHPH活動のトピックは、階段アートのリニューアル作業です。これは2015年の新病院オープンの際、ホスピタルアートの一環として、また職員の階段利用を促進する目的も兼ねて作成したものです。
現在は、階段アートの中にストレッチを学ぶことができるシルエットサインを掲示していますが、一部が老朽化して剥がれてきてしまっています。
そのため、アートチームと共同で計画を練り、リハビリスタッフに考案してもらった新たなシルエット案について、現在職員による投票を行っています。
職員の健康づくりに関する企画としては、健康的な食事のために日常でできる工夫を学ぶ企画を計画中です。地域での企画としては、「みみっぱ」で開催した夏休みの無料塾が大好評でした。冬休みにも開催してほしいという嬉しいご要望をいただいているので、ぜひ実現したいと考えています。
また11月には、リハビリスタッフによる地域の方を対象とした「体操とストレッチ企画」を「みみっぱ」で開催する予定です。「みみっぱ」を活用しながら、地域のみなさんと職員がより健康になれるよう、今後も活動を進めていきます。
報告:大矢 亮(社会医療法人 同仁会 耳原総合病院 副院長・日本HPHネットワーク運営委員)
1750-0010 社会医療法人 同仁会
耳原総合病院
NEWSLETTER No.33 SEP.2026





